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なんとも旨いので、また、教育文化会館で、鯖の味噌煮をご馳走になった。二階にあるレストランのヴィスタ。正式には「教文キッチンvista」という名前。正直、公共施設のレストランで、こんなに家庭的で、ちゃんとしたプロの料理が食べられるとは思っていなかった。この鯖の味噌煮味付け、定食のコーディネートをしたのは管理栄養士の中居香織さん。栄養のバランス、味、見た目、価格、どれも最高だと、連れが言う。
鯖の味噌煮の味付けに、オリゴノールを使っている。中居さんは、「実際に舐めてみると、すごく苦くて渋い」と言いながら、オリゴノールを使って、上手に料理に深みを出している。
オリゴノールは抗酸化作用で知られるポリフェノール（これが渋さの素のタンニン）の分子を切り離して小さくしたもの。分子が小さいので、吸収がよく、血流を改善したり、運動の後の疲れを抑える機能性食品。中居さんなら、オリゴノール入りのソースで、ステーキとワインを旨くするとか、やってそう。合わせて赤ワイン飲んだら最高かも。
