外から想像のできないほどの落ち着いた空間。手作りの内装。磨きたてられ、掃除の行き届いた店。テーブルの深い茶色に青いマットが落ち着く。たっぷりのサラダが旨い。とても甘いと思って訊ねると玉ねぎのドレッシング。たくさんかけて野菜を食べると、今度はソースカップにステーキソース。砕いた量がわかるように黒い皿を添えた塩。良い香りの黒胡椒が置かれる。
国産の牛を使ったステーキが運ばれる。鉄の味、肉の味、旨味の強い肉。

食事が終わるとノリタケのカップで旨いコーヒーが来る。

佐々に加藤民吉が来て、技術を盗んでいなければ、瀬戸物はなく、ノリタケもなかったのかなんて、思いながらなんとおゆったり。松浦鉄道の音を3回は聴いた。

14年続きましたとおっしゃる。とてもゆっくり微笑む奥さん。

また、しっかり食べに来よう。
今回は、小佐々のホテルから何キロが気持ち良く佐々川沿いを歩いてきた。
 

まあ健脚ですこととなんともおとぎ話のように鎮まった空間。

僕は偶然見つけた、午後3時でも店は開いていた。

この店を目指して迷ってしまい、届かない方もいるのだそうだ。
佐々川も、せせらぎの音が聞こえ出す。海の干満の影響がなくなり、カモやオシドリにに変わってセキレイやカワセミ、アオサギが現れる。
古川橋の袂、野寄の踏切の横で、30分に一度くらい踏切の音、列車の音が聴こえる。

夜は20:30ラストオーダーで、閉店は22:00ごろまで。
休みは決まっていないが、水曜日を目指して休むことが多いという。
朝は11:00から。

 

 

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