下流域の洪水 について知っていることをぜひ教えてください
2016.9.20,台風10号のもたらした雨で,四万十川下流域の中村周辺が増水し,田んぼなど浸水しました.
特に安並地区の浸水は写真の通りの状況で,住宅に通じる道路が浸水し,帰宅できない方が出ました.
わたしはここまで浸水したのをはじめて目撃したため,非常に驚きましたが,実際に帰宅できなくなった方のお話をうかがうと,数年に一度はこうなるということです.浸水していない親戚に1,2日泊めてもらってから家に帰るそうです.
四万十川といえば沈下橋が有名ですが,この増水で下流域の沈下橋はたしかに完全に沈下していました.
中村の市街地と具同をつなぐ赤鉄橋付近の河川敷もほぼ浸水した状態でした.
ところが,翌日見に行くと
すこし水は多い状態で下が,河川敷はすべて顔をだしています.
ダムのない四万十川は急激に増水して,そして急激に水位が下がるようです.多くの田畑が浸水していましたが,大きな被害がでたというニュースは耳に入りませんでした.これくらいの増水は数年に一度は必ず有るものとして,完全に川と共存する生活が感じられました.