稲積 (いなづみ)島
周参見湾に浮かぶ稲積(いなづみ)島には亜熱帯性植物が生い茂り、オオタニワタリの自生北限地でもあり、国の天然記念物に指定されています。
稲積島は、神武東征の折、食糧の稲をこの島に積み上げたことからその名が付けられたという伝説が残っています。また、「稲積さんの石や草木などを持ち帰ると災いがふりかかる」という島を守るための戒めが言い伝えられています。
稲積島をかすめて太平洋に沈む夕日は、和歌山県朝日夕陽百選にも選ばれている すさみ自慢の夕陽ビュースポットの一つです。
すさみ海水浴場からすさみ川河口にかけての浜辺がオススメです。
● 史跡名勝天然記念物(国天然記念物)
稲積島暖地性植物群落は、昭和46年3月1日に国の天然記念物に指定されており、島内における動植物の採集等は禁止されています。。
古くより住民に神の島とあがめられ、島内に弁天宮が祀られています。
島への立ち入りは許可が必要です。