紀州備長炭は、江戸時代の中頃に秋津川とその周辺の炭焼きが製炭技法を確立し、田辺の炭問屋「備中屋長左衛門」が取り扱う商品を「備長炭」と名付けて売り広めたのが始まりと言われています。松尾芭蕉が奥の細道を歩いていた頃のことです。

それでは300年の歴史を持つ紀州備長炭がどのような工程でできあがるのかご案内致しましょう。