江川町 御宿

2022年7月25日調査

江川町の御宿では中央に住矢、むかって左に大黒天、むかって右に恵比寿が飾られる。

毎年7月19日に鬪雞神社絵馬殿に奉納されている恵比寿・大黒天の2面をいただき、御宿で人形を組み立てたのちその2面を各人形に被せる。また住矢の上部は枝が7段以上になった松で、枝振りがいいものが選ばれ、それを囲むように三方に水引33本が立てられる。松は住矢横の壺に立てられる。

人形飾り付けが終わると住矢、大黒天、恵比寿にむかって出囃子が行なわれる。

祭り期間中は御宿を訪ね、寄付をいただいた方々に大黒天の袋に入った茶葉が配布される。

住矢およびお笠が出ている最中は、当然住矢と人形もない状態になるが、田辺祭終了後は25日面をはずして26日にふたたび神社に納められる。

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