鳥居前のお勤めが終わると笠鉾は会津橋へ。

会津橋での曳き揃えです。

7つの町から出る8基の笠鉾が会津橋に一斉に並び光り輝きます。

会津川の水面に映るその光景はとても美しいです。

 

毎年恒例の行事ではありますが、

今年はひとつ違うことが。

 

カウントダウンとともに花火が打ちあがったのです。

橋に並んで光り輝く笠鉾と夜空に咲く大きな花火。

とても素敵でした。

65発1分間という短い間ではありましたが、

多くの人が橋や川辺に集まり、その光景を眺めていました。

 

今回の花火の打ち上げは、

もっと多くの人々に曳き揃えの光景を見てほしい

伝統ある田辺祭について知ってほしい

という目的で打ち上げられたとお聞きしました。

花火が終わったあと、拍手をする市民の方々の様子を見て、

皆さんすごく喜んでいるのではないかと思いました。

また、今回の花火をきっかけに曳き揃えを初めて見て

美しいと感じた方も多いのではないでしょうか。

 

今回の花火の打ち上げを企画された横矢委員長は、

来年も続けていきたいとおっしゃっていました。

伝統ある祭の初めての試みであり、

これからの恒例行事になり得る記念すべき1回目の光景を

直接見ることができて、私はとても嬉しく思います。

また、この花火を通して

伝統あるこの田辺祭という素敵な祭について知ろうと興味を持つ人が増えるといいなと思いました。

 

来年も田辺祭の夜空に花火が咲きますように。