田辺祭、歴史ある祭ならではの魅力

 

2017年で458回目!を迎えた、長い歴史がある田辺祭。

私は昨年に続いて、お笠の曳き手やサポートとして祭に参加させて頂きました。

 

ここではその経験を通して知った、田辺祭の様々な魅力を紹介致します。

2年連続でお世話になった、南新町の「お笠」

 


・歴史を重ね、町ごとに変化をしてきたお囃子

 

 「神様を呼び寄せる」といった役割を持つお囃子。

田辺祭では「笠の内」と呼ばれる方々がお笠の下で演奏しています。

(夜は下の写真のようにお笠下部を覆う幕が開きますが、昼間は幕を締め切った状態になります。その中での演奏、大変な役割です。)

 

祭の雰囲気を作ってくれるお囃子、それぞれの町ごとに異なった演奏を聴くことができます。

 

でも実は、

それらは元々は同じもので、歴史を重ねる中で町ごとのアレンジが加わり現在のような八町それぞれのお囃子があるそうです。

 

お囃子のメロディーだけでなく演奏に使われる笛の形も、北新町と南新町では異なっているとのことです。

 

 

何気なく流れているお囃子。

しかし耳を澄まして聞いてみると、その町の特徴や個性といったものを感じることができるかもしれません。