大辺路街道沿いに鎮座する神社で、千年以上の歴史があります。 「ありとおし」の由来は昔、ホラ貝に糸を通すように命じられた若者が、蟻に糸を結んで蜜を流してホラ貝を通したという故事にちなんだものです。 楠の大木は江戸時代、安政の大地震で火災が発生した際に、水を吐いて類焼をくい止めたという伝承があります。