あんどん祭りは秋津町と万呂町が行っている地域の祭りです。2007年から始まった祭りで、毎年子どもから高齢者までいろいろな世代の方々でにぎわっています。

祭りでは、地域のボランティアや町内会でさまざまな出店があって大人から子どもまで楽しめます。盆踊りもしていて、高齢者の方や子どもが一緒になって踊ります。

あんどん祭りの本来の目的は「地域間のつながりを深め、異世代間の交流を推進する。また、あんどん作り教室を開催して、ほのかな灯りで心豊かな時間をつくり地球温暖化などの環境問題への関心を呼びかける」です。

あんどん祭りの醍醐味といえばやはり、たくさんのあんどんです。毎年1000個を超えるあんどんが土手や会津小学校に飾られています。あんどんは木枠を組み立てるところから始まります。釘ととんかちを使って組み立てていきます。あんどんには子どもたちが描いた絵や、将来の夢、好きなものなどいろいろ書かれています。暗い夜にあんどんの灯りが灯っているのを見るととても心がいやされます。

今ではあまり使われていませんが日本で昔から使われていた「あんどん」をたくさんの人に親しんでもらいたいです。実際に作って、見て楽しむことができる祭りはあまりないと思います。あんどんは外国の方にも楽しんでもらえると思います。まだ多くの人が知らない祭りなので、みなさんぜひ来てみてください!