仮説
僕たちは、熊野古道について調べました。
まず仮説として、「標識や休憩場所が整備されていないために楽しめていなくて、満足していない観光客がいる」ということがありました。
⇒
そこで、熊野古道の現状や増加傾向にある外国人への対応をどのように行っているかを調べました。
熊野古道の現状
〇州別人口(インターネットシステムを利用した民宿人数)
ヨーロッパ 35.3% | アジア 34.1% | 北アメリカ 13.7% | オセアニア 12.9% | 日本在住 3.4% | 南アメリカ 0.3% |
〇国別人口
① | 日本 | 931人 |
② | オーストラリア | 476人 |
③ | アメリカ | 399人 |
④ | イギリス | 248人 |
⑤ | スペイン | 239人 |
⑥ | フランス | 242人 |
観光客の客層
http://www.nachikan.jp/kumano/daimonzaka/から
- 外国・・・20代の若者から年配の方まで幅が広い
友達や夫婦など2、3人での旅が多い
- 日本・・・年配の方が多い
お土産
お土産は日本の文化で、外国ではあまりない
⇒スタンプラリーなど現地で楽しめるものを行っている
http://tekuteku-kumano.jp/pc/から引用
パンフレット・ホームページ
駅前の田辺市観光センターでは
- 日本語
- 英語
だけでなく
- フランス語
- スペイン語
- 韓国語
- 中国語
の6ヶ国語に対応している
また、これらは直訳ではなく、わかりやすい言葉に直して訳している
観光センターでの取り組み
・対応 スタッフの人数と言語
スタッフ・・・14人
外国語対応7人 ※基本的には英語で対応
英語 5人 →共通語なので何とかなる
フランス語 1人
中国語 1人
・パンフレットとホームぺージ
6ヶ国語 日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語
外国人と民宿をつなぐ
田辺や熊野古道に訪れる外国人の数が増えています、
それで必要になったのが宿泊施設、しかし、単にホテルを増やすだけではだめだと思うのです
なぜかというと、欧米の方が日本に来て体感したいのは欧米文化のホテルではないから
では何が必要になるのか‼それが民宿や旅館
実際に訪れた人がどの様な場所に泊まったかの調査があります
左から知人宅、旅館、ホテル、民宿
(和歌山県観光統計調査より)
やはり旅館と民宿を合わせると50%をこえますね
田辺市内の多くの民宿は外国人観光客を受け入れています。
「え、それって普通じゃないの?」と思うの方もいらっしゃるのでは。少なくとも私はそう思ったのですが!
とにかく全ての民宿が外国人観光客を受け入れるわけではない、という話をしたかったのです
ここから本題です‼
民宿と外国人の間には壁があります、何の壁か
言語です
民宿のおばあちゃんが外国人から英語で予約の電話がかかってきて出られるでしょうか⁇
無理です。
ということで間に入って壁を取り払う活動を行っているのが田辺市熊野ツーリズムビューローです
外国人観光客
↓ ↑予約、支払、
ツーリズムビューロー
↓↑予約、支払
民宿
予約や支払いを仲介することでそれぞれの不安が軽減されます
また、キャンセルや旅館からの電話相談にも対応
しかし実際に受け入れるのは民宿の方々。。それが成功しているのは実際に一度体験することで余裕が生まれることと、ジェスチャーや簡単な単語(this!!とかopen!)でコミュニケーションがとれることがわかったからです
まとめ
でも、最終的にはさまざまな整備が進んでおりたくさんの外国人は楽しめていました。
どのような整備が行われたのか、そして、どのような対応で外国人は理解し、楽しんでくれたのか、その過程をご覧あれ!