15sgh 柚もなか 

田辺市の中心地に、明治40年(1907)以来一世紀以上にわたり作られてきた"もなか"があります。一口サイズの小さな"もなか"で、皮を割ると白豆にすりおろした柚の皮を混ぜた緑色の餡が詰まっている、紀南の銘菓・元祖「柚もなか」です。


きっかけは、柚の活用であり、魚の缶詰工場で技師をしていた創業者が、柚の香りがするお菓子づくりを考えつきました。
難しい柚餡の保存に加工技術を活かし転身したのは、明治40年(1907)のことでありました。 その後、「柚もなか」は、周辺の白浜町などの菓子店にも広がり、紀南の銘菓、和歌山の銘菓の代表