動機

田辺市以外の地域から来ている人はもちろん、田辺市内に住んでいる人ですら災害時の避難場所もしくは避難経路を理解している人は少ないと思ったからです。

問題点

・田辺市以外の地域から来ている人も多く、そのような人たちはパビリオンシティなどの遊び場所はともかくほかの場所だと土地勘が働かないこと。

・いつか災害が起こると理解していても、よもや自分たちが遊んでいるときなどに起こるはずがない。もし、災害が起こっても自分たちは生き残れると避難場所も知らずに思い込んでしまっていること。


3つの避難場所

http://www.city.tanabe.lg.jp/bousai/tumami-hazard-map.html

↑上のURL先に行って浸水域マップをcheck!!

・パビリオンシティ

 避難場所:高山寺

 避難時間:約10分

 到達時間:約15分

 避難場所高:約27m

 最大津波高:約12m

 収容人数:約96人

 備蓄・食料:無し

 

パビリオンシティから1番近くて安全な避難場所は高山寺です。

パビリオンシティから高山寺までの避難時間は約10分、避難場所高は約27mです。

パビリオンシティに到達するとされている津波の到達時間はやく15分、高さは約12mなので、十分に避難できると言えます。


扇が浜

避難場所:磯間覚照寺裏の高台

避難時間:約5分

到達時間:約5分

避難場所高:約26m

最大津波高:約15m

備蓄・食材:なし


紀伊田辺駅

避難場所:愛宕山

避難時間:約9分

到達場所:約12分

避難場所高:約35m

最大津波高:約12m

備蓄・食材:無し


~サイレン音について~

災害時に鳴るサイレン音は、大きく分けて3つの種類があります。

・津波注意報

 サイレン音(10秒)⇒2秒休止⇒サイレン音(10秒)⇒メッセージ

・津波警報

 サイレン音(5秒)⇒6秒休止⇒サイレン音(5秒)⇒メッセージ

・大津波警報

 サイレン音(3秒)⇒2秒休止⇒サイレン音(3秒)⇒2秒休止⇒サイレン音(3秒)⇒メッセージ

この3つは田辺市のホームページで聞くことができます。

もしメッセージの部分が聞き取れなくても、サイレン音の長さが違うことを知っておけば便利です。

ぜひ一度聞いてみてください。


田辺市の備蓄のある避難場所

・南紀高等学校

・明洋中学校

・田辺東部小学校 等

備蓄はこれらの場所に多くあります。


結論

・他の避難場所についても知っておく

・常に必要最低限のものはまとめておく

災害はいつ、どこにいる時に起こるかわかりません。

どこに避難すればいいかを理解して安全を確保し、また、「避難場所に生活必需品は揃っているだろう」と備蓄に頼るばかりにならないでください。