熊野古道の自然を守るために、自分たちができることとは!?

 

https://www.wakayama-kanko.or.jp/spot/detail.php?id=104

私たちは、和歌山県の世界遺産である熊野古道について、調べてみました。

熊野古道を調べるきっかけとなった動機は、2つあります。

1つ目は、新聞やテレビなど、メディアなどの報道で和歌山県が特集されたときに多くの場合、

熊野古道が取り上げられることがあり、その中で落書きなどのマナー違反があることがわかり、

そのようなことが、いつ起こったのかを詳しく知りたかったからです。

2つ目は、和歌山県の世界遺産を自分たちで守る方法があるかどうか知りたいと思ったからです。

仮説

そこで私たちは、2つの仮説を立てました。

1つ目は、自然保護のために保護団体を設立することです。

2つ目は、見学前にマナーなどの事前注意をすることです。

 

結果

これらの仮説を検証するため、私たちは、田辺市総合センター教育委員会・文化振興課のお二方にお話を伺いました。

その結果として、次のことがわかりました。

1つ目の仮説である、保護団体の設立はされていないそう。

2006年8月の新宮の神倉山・2007年10月の中辺路の落書きがあったそうだが、

市役所の職員の方々が、直接水や溶材などで溶かしたそうです。

2つ目の仮説である見学前のマナーの呼びかけや事前注意は行われていませんでしたが、

マナーを呼びかける配布物が事前に配られていました。

また、熊野古道を生活道としている人もいるので、荷物検査は行われていませんでした。

http://www.sekaiisan-wakayama.jp/walk/rure.html

被害の概要

http://blog.livedoor.jp/maple358jp/archives/15671140.html

落書きは、おもにペンキやスプレーでされていましたが、岩に直接字を彫るなどの被害もありました。

他にも落書きだけでなく、地蔵の首が盗まれたり、地蔵ごと盗まれて土台だけ残ってしまったこともありました。

結論

結論として、訪れる際には、諸注意を聞くだけでなく、熊野古道はいつでも誰でもどこからでも入れる世界遺産なので、

一人一人に注意を促すことは難しいので、個人個人のマナーを守る気持ちが大切であるということです。

提案

そこで、私たちが出す提案は、諸注意を録音したテープを流すなどして、

熊野古道を生活道として、利用している人にも観光を目的に来ている人にもマナーを守ってもらえるようにすることです。