16sgh c3 田畑テロ 続き
~ ④ 動物の種類と一番の被害 ~
田畑に被害を及ぼす動物の種類
・アナグマ
・アライグマ
・カラス
・シカ
・たぬき
・ハクビシン
・ヒヨドリ など...
フィールドワーク先で訊いた一番の被害
・収穫間近のとうもろこしをすべて食べられてしまった。
・収穫間近の桃・梨を半分食べられてしまった。
⇒この犯人は・・・どちらもアライグマ!!
アライグマは頭がとてもよく、収穫間近のおいしい時期によく出没する。
また、被害が大きく、対策をしても改善されずにその作物をつくることをやめてしまう農家の方もいる。
~ ⑤ 対策 ~
農家の方が実際に行っている対策
・木の下側にトタンを1.5㍍ほど巻く。
⇒トタンを巻くことによって、動物が爪をひっかけて木に登れないようにする。
・ネットを木にかける。
⇒鳥などが木の実を食べられないようにする。
・『カラスのおどし』をつるす。
⇒ ①頭を上にしてつるせばカラス以外の鳥よけに。
②頭を下にしてつるせばカラスよけに。
~ ⑥ まとめ ~
今回の調査で、自分たちが想像していたよりも大きい被害があることが分かった。
また、たぬきやアライグマなどのよく知っている動物も調べてみれば意外な一面があったり、
あまり聞き慣れない動物を調べたりして、本当にたくさんの種類の動物たちが田畑に被害を及ぼしていることが分かった。
さらに、農家の方たちに直接お話しを訊くことで、本やインターネットで調べるだけでは分からないことを直接質問したり、
実際に動物たちがいる山を見たり、体験を聴いたりするとても良い機会となった。
動物たちと共存できる社会になるように、私たちにできることをしていきたい。