おいしいミカンの選び方

1 皮の色が濃い

    実が十分に熟し、カロチノイドという色素の成分が十分生成され、皮のオレンジ色が濃くなることで、果肉が完熟して甘みも増しているということが考えられます。

2 ヘタの切り口が小さいこと

    切り口が大きいのは、太い枝から直接実った果実や、勢いの強い枝に実った果実で、このようなみかんは味が薄く、甘みがない。 逆に切り口が小さいのは、時間をかけて

    じっくり仕上げられた果実で、完熟して中身が十分仕上がった果実です。

3 ガクが黄色くなった果実

    果実が完熟してきた証拠。 すぐには落ちたり腐ったりはしないが、もうこれ以上成長もしない。限界に近い完成度。

4 皮がうすく、よく見るとデコボコしている

    上から見ると菊の花のように見えるので、「キクみかん」と呼ぶ。 夏に極端に水分不足になり、その時期の生育が一時抑えられるため、果実内に糖度が集積する。

5 均整のとれた円形で身がよくしまっている

    形の悪いものは、果実内の成熟のバランスが良くなく美味しくない。また平たいみかんが美味しいとは限りません。丸いみかんに美味しいものがおおい。

6 皮のブツブツが小さくて密度が濃い

    日当たりが良く、水分が不足がちの方がブツブツがきめ細かくなる

7 すり傷がよくあるみかん

    葉に擦れてスリ傷が付いたみかんは、よく風に当たる場所、つまりよく日光が当たる場所に実っていた証拠。 日光がよく当たった果実は、その近くの葉で光合成が活発に行われ

    糖分が十分生成されている。 もちろん日光がよく当たる場所でも、傷が付かなかった果実もある。

8 中玉がおすすめ

     大きすぎるものはおお味なものや水っぽいものがある。また小さすぎるものは味が濃いですが酸が高いものもある。