みなべ町 鹿島
鹿島とは、みなべ町の沖合に浮かぶ島のことを指し、みなべ町のシンボルでもある。
鹿島をある角度から見ると、三つの鍋にみえることから、三鍋→みなべとなった。
また、鹿島にはみなべと関わる歴史がある。
その昔、みなべで大地震が発生し、鹿島から現れた光がみなべ町を救ったといわれている。
そこから島全体が信仰されるようになった。
その後、感謝のあらわれとして5月3日に明神祭、8月1日に花火祭、10月の第3水曜日に秋祭りが毎年行われている。
鹿島には鹿島神社もありかしまさんと呼ばれ、古くから地元の人に親しまれている。
神社には、関ヶ原の戦いで着用された黄金造りの太刀と陣羽織が奉納されている。
鹿島は自然豊かな島でもある。珍しい亜熱帯の植物があり神の島とも呼ばれている。
また、釣り場としても親しまれている。鹿島へは、鹿島丸と呼ばれる渡船で行くことができます。
このように、鹿島は文化、歴史、自然が豊かな島であるのです。