上富田町岡にある八上神社は、八上王子という王子跡のことでもあり、「熊野九十九王子」のひとつです。                                                ※熊野九十九王子は、京都から熊野までの参詣道の途中に、熊野の神が祭られているお社のこと。

また、西行法師が歌を詠んだ王子跡としても知られています。

そして、毎年11月22日、23日に獅子舞を奉納する祭りが八上神社で行われます。その獅子舞は、和歌山県指定の無形文化財です。

22日(宵宮)は、獅子舞団や小学生による獅子舞があります。午後8時頃から、道中神楽と言われる獅子舞を廻しながら神社への道のりを行き、9時頃に神社の神前で奉納神楽を廻します。また、小学生の女の子は、ちょうちん行列を行い、神社への道のりを照らします。

23日(本宮)は、獅子舞団と奉納に関わりのある人々も加わり、共に獅子舞を奉納します。午前9時から舞いが行われます。獅子舞は天狗・お多福に神社まで先導され、多くの種類の舞が見られます。奉納が終わると、餅まきがあります。

是非一度、足を運んでみてください!