・南高梅について
南高梅は、梅の中でも高級品として扱われる梅です。
・梅の歴史について
梅の原産地は古代中国で、その頃の梅干しは、梅酢を作る時に出る副産物で、食べ物というよりは薬として用いられることが多く、金属の表面加工にも使用されていました。
・現在の梅干しについて
伝統的な方法で作られた梅干しは長期保存ができますが、現在、スーパーなどで売られている梅干しは、 塩分が控えめになっており、長期保存が難しくなっているため、普通の商品と同じように賞味期限が定められています。
・高級品として扱われる梅干しについて
塩漬けの期間が長ければ長いほどうまみが凝縮し、おいしい梅干しが出来上がるといわれており、だいたい10年以上塩漬けされた梅干しは高級品として扱われます。
・日本最古の梅干しについて
現在日本に残っている最古の梅干しは、今から約440年前の1576年につけられたといわれるものです。
あまりにも古く貴重なので、誰も食べたことがなく、その味は誰も知りません。
しかし、約240年前につけられた梅干しを食べたところ、何の問題もなく食べられたそうなので、約440年前につけられた梅干しも食べられるのではないかといわれています。