①めはりずしについて
めはりずしとは、南紀・熊野地方の農作業で食べる弁当用として食べられ始めた、高菜の浅漬けの葉でくるんだおにぎりのことです。
「めはりずし」という名前の由来は、多忙な仕事の合間に食事を済ませるために目を張るほどの大きさ(おいしさ)だったこと、
おにぎりに目張りするように完全に包み込むことに由来しているという説があります。
②茶がゆについて
茶がゆとは、米を茶で炊いたお粥のことです。
地域によって、自家製の番茶やほうじ茶、粉茶が用いられ、塩加減も異なります。
茶がゆは、近畿地方から山口県に至る西日本各地、能登から青森県、九州地方では福岡県と佐賀県に分布していて、
奈良県・三重県・和歌山県では「おかいさん」の愛称で親しまれています。
まとめ
和歌山の郷土料理であるめはりずしと茶がゆについて調べていく中で、
郷土料理はその土地ならではの伝統料理であり、他の地域とは違った食材や味付け、調理法で作られ、
また、その土地の人々のよって長い年月をかけて伝えられてきた大切な食文化であるということがわかりました。
和歌山には他にもおいしい郷土料理がたくさんあるので、ぜひ食べてみてください!