これから、田辺市の芳養地区にある、熊野古道芳養王子跡について紹介します。
1つ目にこの場所の歴史や名前について、2つ目に行われる行事について紹介します。
1、古くからの歴史
芳養王子は、古くからの書物に記述されています!
代表して、藤原宗忠の日記「右中記」や、藤原定家の「後鳥羽院熊野御幸記」などがあります。
現在、この芳養王子跡は、「大神社」になっています。
また、「よりことの宮」ともよばれていて、この名前は芳養小学校の校歌の歌詞に登場します!
2、行事について
秋祭りが10月に行われます。
この祭りには、豊作や家内安全などへの感謝がこめられています。
5~7歳くらいの子供を着飾り、大人が肩車をしてお渡りをする「便乗万歳」、松原青年団の方々による獅子舞が奉納されます。
また子供たちのお神輿や、屋台も開かれており、大変にぎやかです。この例祭は江戸時代から行われていたという説があります。気になる方はぜひ、行ってみてください。