錦水城(田辺城)は1606年に築城され、1871年までこの田辺の街を統治した。
主な城主として、浅野知近や安藤直次などがあげられる。
安藤直次は幼少期から徳川家康に仕え、姉川の戦い・長篠の戦い・関ヶ原の戦い・大阪の陣などに参戦した。
小牧・長久手の戦いでは2人の敵将を討ち取る功績をあげ、褒美として徳川家康から弓矢を受け取るなど、さまざまな功績も残している。
徳川頼朝からは「私が大名になれたのは直次のおかげ」と言われるほど強い信頼があった。