天神崎は、日本でのナショナルトラスト運動先駆けの地のひとつで、自然が豊かな場所である。

なぜナショナルトラスト運動が始まった?

1974年1月に別荘地の開発計画が持ち上がりました。

このことに当時田辺商業高校(現 神島高校)の教諭であった外山八郎氏が反対の声をあげました。

同年2月に「天神崎の自然を大切にする会」が結成。

そして、16,000名もの市民の署名を集め、田辺市長や和歌山県知事に要望活動を行うも、別荘建設を止めることはできないという判断を下されました。

自然を大切にする会のメンバーは、天神崎の自然を守るため、募金による買い取り運動を開始しました。

現在の活動状況は?

現在では、行政による買い取りも含めて、天神崎の約3分の1を購入しており、「天神崎の自然を大切にする会」は完全買い取りに向け活動を続けています。

また、清掃活動といった活動も行っており、天神崎の自然を守ろうとしています。

私たちも清掃活動などの活動に参加するなど、天神崎をはじめとする自然を守っていく必要があるのではないでしょうか。