空の日フェスタ

和歌山県で唯一の空港である南紀白浜空港では毎年9月頃に「空の日フェスタ」というイベントが開催されています。このイベントの名前の由来は、1910年に日本ではじめて飛行機が飛んだことを記念して「空の日」と定められました。また、昭和27年(1952年)の民間航空再開以来半世紀の間に発展を遂げ、空港は重要な交通機関となり地域発展の要にもなりました。民間航空再開40周年にあたる平成4年(1992年)、多くの方に航空に対する理解と関心を高めてもらう趣旨で、9月20日を「空の日」、9月20~30日に「空の旬間」が設けられました。そして、白浜空港でも航空に対して身近に感じてもらうために1992年からこのイベントを実施しています。

フェスタの内容は、オープニング飛行や搭乗体験、飛行場見学、現役のパイロット・CAさんの話を聞ける、プロペラ機の展示などがあります。

特に県防災航空隊、県警察航空隊によるオープニング飛行のアクロバットは迫力満点で見ていてとてもわくわくします。また、応募になりますが自衛隊の練習用ヘリコプターに乗れるという貴重な体験ができるので、飛行機好き自衛隊好きの人におススメです。普段入ることのできない管制塔に入り、目の前で管制官の方々の仕事の様子を見学することができるので、ただ見て楽しむだけでなく職業として管制官や航空関連の仕事に興味を持っている人にもおススメです。それと、空港施設をバスで移動しながらの見学も行われています。

もちろん、航空関係以外にも様々な出し物もあります。たとえば、消防車による消火演習、海上保安庁、自衛隊による救援演習、プロペラ機の展示、和歌山県警察音楽隊による野外での空の日コンサートもあります。アップテンポで子供から大人まで楽しめる曲の演奏が聞けます。それとチアのキレキレなダンスも見ることができます。屋台販売では、ソフトクリーム、フライドポテト、ジュース、焼きそばなどを食べることができます。

他にも、南紀白浜空港マスコットキャラクター「ナンキー」や、白浜のご当地キャラ「しらペン」と一緒に記念撮影をとることができます。

みなさんが、温泉やパンダだけでなく空の玄関である空港にも興味をもっていただけたのなら幸いです!!!