紀州備長炭について、ただ燃料としてしか使い道がないと思っている方、いませんか?

とんでもない、紀州備長炭には様々な使い方があります!まずは原木について見ていきましょう。

 

原木は和歌山県の木として指定されている「ウバメガシ」という樫の木の仲間です。諸説ありますが、葉っぱの形が馬の目に似ていることから[ウバメ]というそうです。(・・・あんまり似ているとは思えませんが)

 

それでは、使い方とその効果を説明しましょう!

一つ目の使い方は、皆さんご存じのとおり、〈燃料〉です。扇ぐと1000℃にもなるのが最大の特徴です。

食材の旨みを中に閉じ込めるのでプロの料理人も愛用しています。また長時間の火持ちと火力の安定性が抜群で、煙や匂いが少ないことも特徴です。

BBQのときは一人一㎏が目安です。

二つ目の使い方は、〈炊飯〉です。備長炭に含まれるミネラル分が溶けだし、ふっくら艶やかに炊き上げることができます。

また水を浄化する作用があるので水道水のカルキ臭も吸着してくれます。

使用前に備長炭をたわし等でよく洗い、煮沸消毒してからご飯の上にポンと置いて一緒に炊いてください。

三つ目の使い方は、〈インテリア〉です。気品がある落ち着いた雰囲気を出してくれます。

インテリアとしてだけではなく、消臭効果もあります。さらに、空気中の湿度の調性もしてくれます。

インテリアとしての使い方には、花と一緒に飾る以外に、置物として飾ることができます。とてもかわいいものばかりなので、ぜひ調べてみてください。

まとめとして、備長炭には様々な使い方があり、インテリアとしてなら数年、炊飯・浄水としてなら一か月程度持ちます。

ただし、一度でも水につけた備長炭に火をつけると爆ぜることがあり、かなり危険ですのでやめておきましょう!

今回紹介した以外にもまだまだ使い方はあるのでぜひ調べてみてください!