闘鶏神社は通称、権現さんと呼ばれ、歴史上の武将、弁慶と深くかかわっている神社です。勝負の神様としても有名で毎年多くの人が参拝に来ます。

闘鶏神社は壇ノ浦合戦で源氏を勝利に導いた熊野水軍の伝説が今に伝わる神社です。´闘鶏神社の名の由来は、平家物語壇ノ浦合戦の故事によるもので、源氏と平氏の双方より熊野水軍の援軍を要請された武蔵坊弁慶の父であると伝えられる熊野別当湛増(たんぞう)が、どちらに味方をするかの神意を確認するため、神社本殿の前で赤を平氏、白を源氏に見立てた紅白7羽の鶏を闘わせたことによるものです。

境内の一角にはその様子を再現した湛増と弁慶像があります。

みなさんがよく知っている弁慶の泣き所というのはこの弁慶から由来したものです。弁慶はその昔とても強い武将であり、その弁慶のような猛者でもその部位を突かれると泣くほど痛がったことから弁慶の泣き所という言葉が生まれました。

´闘鶏神社は和歌山県有形指定文化財に指定されており現存する社殿は近世の再建に係る6棟が揃って遺存するもので、仮庵山を背に北面して建ち、東より西へ西殿、本殿、上殿、下殿、八百萬殿の6棟が横一列に並ぶ建物です。

世界遺産に登録される予定で、より参拝客が増えると思われます。

闘鶏神社には多くのお守りが販売しています。勝負の神様のお守りは大会や大事なことがあるときにつけるのがお勧めです。勝負のお守りの他にもたくさんのお守りがあるのでぜひ見てみてください。

おみくじもあります。いろんなおみくじがありますがどれも魅力的です。もしあまりよくないものがでたら境内にくくりつける用のかざりがあるのでそこにつけましょう。

このように闘鶏神社にはいろんな魅力と深い歴史があるので機会があったら参拝してみてください。