最近スーパーやよってってなどに地域のみかんが販売されているのをよく見かけます。

またそれと同時に前よりも梅が少なくなっているような気がしたので「みかん農家は増えているのか?」と言う仮説をたて

それを調べるためにJAさんの「営農生活本部」さんにフィールドワークに行きました。

 

part1ではうめについてです。

  私たちは「梅が少なくなってみかんがふえている」と思って調べていましたが実際は「梅農家が増えていて、ミカン農家が減っていました」

なぜこのようなことが起きたのかに調べてみました。まずいつごろからこのようなことが起きたのかについて耕地面積の変化とともに見ていきました。

1980年ではみかん農家のほうが面積が広かったのが1985年頃になるとそのさは縮まり、1990年ごろ梅農家の耕地面積がみかん農家の耕地面積を追い抜きました。

その後もどんどん差はひろがっていきました。実はこの1990年ごろに「梅バブル」というものが起きていました。「梅バブル」とは梅のほうが生産量が高く、

またよく売れたためたくさんのみかん農家が梅農家に変わっていきました。

part2ではみかんについて

田辺がみかんの栽培で有名ですが、その理由に田辺の地形が関係しています。

田辺の地形は、山が多く急斜面なのが特徴的です。急斜面は段々畑になっていて、これによって日当たりが良くなり

雨が降っても水はけがいいです。

みかんの栽培には、表年と裏年も関係しています。(表年は収穫量が多くなり、裏年は少なくなります。)

最近は技術が進み、表年と裏年の変化はあまりないらしいです。

田辺には「大坊みかん」という有名なみかんがあります。このみかんは田辺市芳養町の大坊地方の

高い山の集落栽培でされているみかんです。

田辺市は、台風の被害をうけやすいので、台風の対策もされています。

 

part3「PR活動について」

田辺のみかんとうめを広めるPR活動!!

田辺のみかんとうめをもっと知ってもらうために、

全国のスーパーなどに若手の職員を派遣して魅力を伝えると言う取り組みを行っています。

時には、その作物を栽培した農家さんも一緒に来てもらい売っているそうです。

これを行うメリットは、「より魅力が伝わりやすくお客さんも安心して買うことができる」ことと,

「農家さんが育てるところからそれらを売るところまで実際に体験できる」ことです。

また、最近ではうめは台湾、香港、みかんは台湾、香港、カナダに輸出して世界にも広めているそうです。

これらを通してもっと田辺のみかんとうめの良さを知ってもらいたいです。