NKT coming soon...!?みなさん、南海トラフがもうすぐ来るってよく聞きますよね。
南海トラフへの対策を過去の地震と一緒に考えました。
昭和21年12月21日昭和南海地震、マグニチュード8.0、死者行方不明者269人、負傷者562人、
建物被害は全壊2442棟、全焼2399棟、半壊969棟、紀伊新庄駅周辺も大きな被害を受けました。
さらに、昭和35年5月24日チリ地震、マグニチュード9.5、建物被害は全半壊4棟、床上浸水997棟、
新庄町跡ノ浦周辺や和歌山県下全域にも広がりました。
次に、これまでの地震の歴史と周期についてお話します。
1605年慶長地震それから102年後の1707年に宝永地震があり、さらに147年後の1854年に安政東海地震がありました。
さらに、90年後の1944年に昭和東南海地震、1946年には、昭和南海地震がありました。
それから、71年後、2017年今となります。
これまで地震の周期から考えてみると、いつ南海トラフ巨大地震が起こってもおかしくありません。
1年後かもしれないし、10年後20年後、もしかしたらこうしてる間に起こるかもしれません。
南海トラフ巨大地震の被害想定。
2016年3月31日現在では田辺市の人口77,012人で、津波浸水想定内の人口約12,000世帯/約26,700人
南海トラフ巨大地震が発生した場合の田辺市の犠牲者は15,600人(うち津波が15,200人)
避難所への最大避難者は、約31,200人(地震発生から1日後)が予想されています。
このような被害を最小限にするためには、「自助」「共助」「公助」が大切になってきます。
自助とは、自分の身は自分で守る。
共助とは、地域や隣近所でお互い協力すること。
公助とは、国・県・市による防災対策です。
この3つについてどのようなものがあるかと言うと、
「自助」~今日からできる防災対策~
家具転倒防止・・・タンス等に転倒防止金具をとりつけ、避難の妨げにならない場所に家具を移動させる。
住宅の耐性診断をして、工事が必要でないか確認することが大切です。
次に、地域の危険性を知る・・・過去に発生した災害について確認したり、ハザードマップなどで予測災害を把握する。
災害備蓄品・・・水や食料を最低3回分備蓄し、可能であれば7回分備蓄する。
持ち出し袋も自助にあたります。
「共助」~地域で災害に備える~
地域の人々が協力して、災害から自分たちの地域を守るために自ら活動することを目的とする、
自主防衛組織が行う資機材整備や、組織運営、備蓄資機材の管理や、避難路整備等に市は補助を行っています。