サンゴとオニヒトデ in白浜
課題:オニヒトデがサンゴに与える影響には、どのようなものがあるか。
私たちは、オニヒトデがサンゴに与える影響について調査しました。
まず、白浜町江津良の海に行き、シュノーケリングを通して白浜の海の様子を観察しました。
調査方法:ライントランセクト法(海底にメジャーを置き、このラインに沿って海底の様子を観察する)
調査結果
- タワシウニやソラスズメダイなど、多様な生物が生息していた。
- 多くのサンゴ群集が見られた。
- 一部、白化したサンゴもあった。
次に、紀南のサンゴ群集について少し紹介します。
紀南のサンゴ群集は、世界最北に位置するとても貴重なサンゴ群集です。
しかし2000年以降、サンゴの数が減少してきました。
サンゴ減少の理由
- オニヒトデによる捕食:2000年以降地球温暖化によりオニヒトデが大量発生し、サンゴ個体のポリプを食べてしまうため、サンゴの数が減少しています。
- 海水温の上昇による栄養不足:海水温が上昇すると、サンゴの栄養源である褐虫藻が離れていってしまい、サンゴは栄養不足でしばらくすると死んでしまいます。(白化=ホワイトシンドローム)
サンゴとオニヒトデ2に続く→