野生のアフリカツメガエルが在来生物に与える影響
田辺市新庄鳥の巣半島のため池に、外来生物アフリカツメガエルが定着しつつある。アフリカツメガエルは、海外でも野生化し、ツボカビを媒介して在来のカエルが死滅し、問題になっている。ツボカビによって両生類が全滅した場所もあるが、いまのところ鳥の巣半島では大丈夫。
アフリカツメガエルは、現在、鳥の巣半島の24か所のため池で生息が確認されている。卵や幼生も捕獲され、繁殖していることもわかった。
アフリカツメガエルは総合対策外来種に選定されており、田辺中学・高校生物部は2014年より、これを駆除する活動を行っている。