天神崎より南にある串本海中公園はサンゴが多く、吉野熊野国立公園に登録されています。

その時天神崎は登録されていませんでしたが、調査の結果、白浜・田辺には多くのサンゴがいることがわかりました。

田辺の海は黒潮の分岐流が流れていて、フィリピンの海からその流れに乗ってたくさんのサンゴが流れてくるので、多くの種類が見られます。

 

まず、田辺湾では貝類をはじめとした約2230種類の生物が存在しています。

天神崎の磯では、貝類をはじめとした約270種類の生物が存在しています。その中でも有名なのが、カスミサンショウウオやオオキンカメムシなどです。

カスミサンショウウオは湿地に生息していて、体長は約7~10mです。冬に産卵するので、夏は見つからないです。

このカスミサンショウウオは、国の絶滅危惧種に指定されています。それは、外来のアメリカザリガニに食べられるのが原因です。