丹後ばらずしとは…
「丹後ばらずし」は、甘辛く煮付けたサバを細かくほぐした“サバのおぼろ”を散らすのが特徴の、京都府丹後地方にしかない独特の郷土料理です。
“まつぶた”と呼ばれる浅い木箱に、すし飯を敷き、その上に、サバのおぼろ、しいたけ、錦糸玉子、紅ショウガなどを彩りよく散らし、切り分けて食べます。「カミングアウトバラエティ!!秘密のケンミンSHOW」では過去に何度か取り上げられました。
サバの“おぼろ”
丹後ばら寿司の一番の特徴はサバの“おぼろ”を散らすことです。
昔は地元で取れたサバを焼き、細かくほぐして骨を抜き、それを炒めてそぼろにしたものをすしの具材にしていたそうです。戦後まもなく、サバの缶詰が使われるようになり、今日に至ります。
祭りの日をはじめ、親戚や友だちが集まる日に作られる丹後ばらずし。一度にたくさんのサバを使うことから、丹後地方では、普通よりも大きなサイズのサバ缶が売られています。
材料(5人分)
お米 |
3合 |
サバの水煮缶 |
2個 |
干し椎茸 |
3枚 |
卵 |
2個 |
いんげん |
7本 |
紅しょうが |
適量 |
ごぼう |
2本 |
醤油 |
適量 |
みりん |
適量 |
砂糖 |
適量 |
酢 |
適量 |
塩 |
適量 |