梅システムとは?

400年以上前から受け継がれてきた梅を中心とする持続可能な農業システムで、2015年に世界農業遺産に認定されました。

様々な文化と景観、先人の知恵と工夫で作られた、世界に誇るべきシステムです。

 

ミツバチによる受粉

みなべ・田辺地域で栽培されている梅の多くは自家受粉できないため、他種の梅を近くに上、その花粉で受粉させます。しかし、何百本もの木に手作業で行うのは困難であるため、二ホンミツバチが利用されてきました。花の少ない早春に満開となる梅は、二ホンミツバチにとって貴重な蜜の供給源となります。この梅とミツバチとの共生が世界農業遺産として評価されました。