さとバスで観光 について知っていることをぜひ教えてください

 

 

富里市役所から、さとバスの「富里バスターミナル線」に乗った。

市役所を出ると、フレール真田さんや食事処「康世」さんの角で曲がった。

 

「あれ?バスターミナルならば直進では?」

 

バスは西に進む。

福祉センター、中沢の公民館と、公共施設をつないでいく。

酒々井方面には新しい道ができているが、谷津の道を通る。

 

そこには田んぼに佇む弁天様。稲刈りを終えた美しい田が広がる。

左側に座ったので、窓からの日差しが暖かい。

 

蕎麦屋「如月」さんの手前で折り返し、南平台団地へ。

団地と国道296号をつなぐため、高速道路を跨ぐ細い橋。

経済成長と居住環境を、頑張って両立させようとした跡のように見えた。

「ここに住んで働いた人達が、日本を支えたんだな」

 

そして、七栄やI.C.周辺にならぶロードサイド型店舗を眺めて、バスターミナルに到着。

 

300円で、日本の田園風景、高度経済成長、自動車社会が生み出したもの…

文字通り、色々な「光」を観られる観光ができてしまった。

 

ただ、バスターミナルに降りても、路線バスやタクシーなど、他の移動手段がない。

ちょうど風が強い日で、目が開けられない程に、大銀杏から葉がたくさん飛んでくる。

たまらず同じバスにもう1度乗ったので、600円になった(笑)。