二十三夜尊(下和子) について知っていることをぜひ教えてください

 

鹿教湯温泉にいくときに、見かけた月待塔、帰りに寄ってみました。大きくて立派な二十三夜塔。傍らにはしっかりした説明板が。上田市の補助事業で整備したようです。地域の事物や歴史をわかりやすくする仕組みは大事。

 

説明板

「ニ十三夜尊

 

民間信の一つであるニ十三夜講の信仰対象は、仏教では勢至菩薩、神道では月読尊と云われる。毎月旧暦(月齢).ニ十三日を忌み篭りの日として講中が集まり、飲食雑談をして月の出を待って月を拝祀する。特に11月は霜月三夜と呼ばれ重要視され、真夜中まで一緒に行動を共にすることで絆を確かめあったと思われる。当地域では昭和30年代まで、主に婦人が講中の各家を順番に訪れて月待したと伝わる。

 月待信仰には、ニ十三夜講のほかにも一十三夜講(虚空蔵菩薩)、十九夜講 (如意輪観音)、ニ十六夜講(愛染明王)などがあったと云われる。

 

下和子自治会

下和子史跡研究会」

鹿教湯温泉の温泉祖神前にも二十三夜塔がありました。

 

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