三保村(みほむら、1909年 - 1955年)は、かつて足柄上郡に存在した村。 沿革 1889年(明治22)、町村制施行の際に、中川村、世附村、玄倉村の3ヶ村が組合役場を組織(3:229)。 1909年(明治42)4月1日、上記3ヵ村が合併し、三保村発足(1)(3:229)。「3つの村を平和に保持せしむる」意味から「三保」と称した(3:229)。 1925年(大正14)2月1日、神縄村が廃止され、尾崎地区・田入(たのいり)地区が三保村に編入された(字神尾田)(3:229)。 1950年(昭和25)国勢調査時の人口は2,232人、面積は155.6km2 (3:229)。 1955年(昭和30)2月1日、清水村、共和村、山北町との合体合併に伴い、廃止(2:227)。合併後の人口は16,689人、面積224.25km2 (2:227)。 参考資料 「年表」播摩晃一ほか編『図説 小田原・足柄の歴史 下巻』郷土出版社、1994、148-151頁 「山北町」『神奈川県町村合併誌 下巻』神奈川県、1959、227-239頁 「三保村」同書229-230頁 ...