日本大通り駅の3番出口を降りて1分。ガラスで囲まれたビルの一階部分に私の見つけたお店はあった。
そこは惣菜や飲み物、お菓子から掃除用具、化粧品まで揃う便利なお店。そんな便利なお店、一体なんてお店だろう??
看板が黒色のため店名が見づらいが目を凝らして見てみると…
ん????
…見間違いかな。数字の七にelevenと書かれた看板…、横に伸びたオレンジと緑と赤の三本線…
セブンイレブン!?!?
いやいや…考えてみてほしい。セブンイレブンといったら白い看板にレンガの外壁がお決まりだ。確かに外壁はレンガだけどデザインがおしゃれすぎるし、何よりこんなに黒くてシックなお店がセブンイレブンなわけ
紛れもなくセブンイレブンだった!!!!
こんなおしゃれな店セブンイレブンなわけないとか言ってごめんなさい!!!!!
でもなぜだろう…私たちの知る『セブン』よりもおしゃれで気品が漂っている。
というかこの通り全体的におしゃれじゃない??
(写真)
雑然としてなくて統一感があるし、なによりこの通りという空間がすごく広々としている!!
なんでこんなにおしゃれなんだろう??
駅前から本町中華街まで散策してる間に気づいたことがある
それは
建物の色が統一されていること
看板が見当たらないこと
である。
まず建物の色が統一されていることに気がついた理由はこの通りにある建物が全部おしゃれだな思ったことからである。
さっきからおしゃれという言葉ばかり使ってるけど、ちゃんとした言葉に当てはめてみると
欧風って感じ!!
全体的にがっしりしていておしゃれ!!
調べてみるとこのあたりは昔外国人居留地だったらしく、その時の建物が今でも残っているらしい。
ちなみにこの辺りには欧人が住んでいて、少し駅から歩いたところに中華人が住んでいたため、中華人の居住地の跡地は元町中華街となっているらしい!!
こんなエレガントな建物があるのに少し歩くと商業の街といった中華街があるのも散策していて楽しかった!
建物の色についてだが調べてみると、この辺りと馬車道の方は建物の色や形が定められているようだ。
色は茶、白、黒のみと書かれていた。
色がごちゃごちゃしないことが景観保持につながるんだね…
続いて、看板がないことについて!!
本当に看板がなくて、普通駅前だったら食事屋さんだったり塾だったり色々な商業施設があるはずなんだけど、見当たらなくて…。
でもきっと看板がないことと、あと電線もなかったからそのおかげで開放感があるように感じられたのかなと思う。
横浜市のHPにある景観形成の資料を見たところ横浜らしい景観をつくるために何個か項目があった。
その中に
屋外広告物の景観的配慮
と書かれていた。
この様な取り組みによって看板が少ないのだと思った。またそもそも商業施設が少なく、よく見かけたのは結婚式場と商社の支店だった。
こういった土地柄もあって日本大通り駅付近の通りでは整っていて綺麗な景観が保たれているのだと思った!!
さて話を最初戻すと…
なぜセブンイレブンが黒いのか!?
それは横浜市の景観保持のため、黒く塗られた。という答えになった。セブンイレブンのHPでは、地域の景観条例に基づいて変更する頃があると返答しているため、セブンイレブンは横浜の街並み馴染み、そしてより景観を整えるために黒くてシックでおしゃれば看板に変身したのだ!!
(参考文献)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/keikanchosei/keikanseido/revice2021_draft.files/0811keikakuhonbun1_2.pdf
https://www.mlit.go.jp/common/001049157.pdf
https://news.livedoor.com/article/detail/13380912/