ここでは、淀川資料館 について紹介します。

在所: 新町二丁目2-13 

【ポイント】

①.淀川の記録、共存の歴史、淀川の歴史と文化、自然を紹介。

  大型 スクリーンによる映像や写真、貴重な古図面などの豊富な資料で淀川と人々の暮らし、淀川との関わりを知ることができる。

②.営業内容

 電話  :072-846-7131・・・近畿地方建設局  淀川工事事務所職員の説明不要の場合は電話不要。

 開館時間:10:00~16:00(平日の12:00~13:00は休館)

 休館日 :第3土曜日・第3日曜日・祝日年末年始(12月29日~1月3日)

 入場料:無料

【関連写真】

  正面入口2013_01_12 金只​   裏口2013_01_12 金只

【補足説明】

 琵琶湖の水は京都、大阪のみならず神戸の上水道も一部まかなっているが、特に大阪府は、琵琶湖とそこから流れる淀川に全ての水を頼っていると言ってもいいほどだ。

 淀川は古くから水運に利用されており、また、灌漑、発電、上水道、工業用水道などの多くの目的にも利用され、関西地方における社会、経済、文化の発展に大きく貢献してきた。反面、例年の洪水の脅威から生命・財産を守るため、人々は昔からその時代の技術および財政的水準に合わせた治水工事を行ってきた。

 仁徳天皇の時代の茨田の築堤から、秀吉による文禄堤の築堤など、古代より幾度となく治水事業が行われて来たのである。

 また近代に入ってから国は、諸外国から技術者を招き、本格的な河川改修事業に乗り出した。我が国に置ける近代的治水事業の始まりは、この淀川なのである。

 以来120年を経て、この資料館のある「淀川事務所」は、建設省の中でも一番歴史の古い事務所として、現在もその活動を続けている。

 この資料館は、そんな淀川の歴史と水のあらましを、豊富な資料やパノラマ等で広く一般市民にも理解して貰う目的で開設されたもので、ここにくれば淀川の歴史と役割を学ぶことができる。

● 団体来館見学について

事前にご予約ください。(予約優先)

見学内容に関することや滞在時間等につきましては、ご要望に応じ対応いたしますのでお気軽にご相談ください。

※所要時間30分~60分

①館内見学

②説明員による解説+館内見学

 淀川河川公園枚方地区にて、実際に淀川を見ながらご案内するメニューもあります(河川公園とは連絡通路で直結しています)

【説明内容例】

 ・琵琶湖から淀川、大阪湾への水の流れ

 ・淀川の特徴、大阪平野の変遷

 ・淀川の昔の治水事業(茨田堤、文禄堤)

 ・三十石舟とくらわんか舟

 ・デ・レーケの粗朶を用いた河川改修

 ・明治18年の大洪水のようす

 ・淀川のつくりかえと沖野忠雄・大橋房太郎

 など。希望される内容はご相談ください。

【参考情報】

公式ホームページ:淀川資料館