長老の話では南海高野線には紀ノ川で採取した砂利を搬出するための支線が存在したそうだ。

その痕跡を求めて、南海高野線橋本橋梁南詰付近を散策することにした。

 

一部住宅で分断されているが紀ノ川に沿って奈良方面に伸びる道がある。

 

やさしかっこいいおじいさん!

一段上の畑で作業していたおじいさんに話を聞いてみた。

 

「あんたらの歩いてる道が線路やったんよ。

橋本駅からJRの下兵庫駅の手前まで線路があってな、

紀ノ川で取れた砂利を運んどったわ。」

おー!やはり存在した。

 

この石垣も線路の擁壁かもしれませんね。

この支線の名称は「紀ノ川口線」だそうです。