室蘭市役所の埋蔵文化ざいのページには以下のように記されています。「埋蔵文化財とは、土地に埋蔵されている文化財で、それらが埋蔵されている土地を埋蔵文化財包蔵地(いわゆる遺跡)といいます。現在、室蘭には37ヶ所の埋蔵文化財包蔵地が確認されています」。

出土品は民族資料館(とんてん館)始め、室蘭市教育委員会、北海道、国の資料館や博物館、東京大学などの研究機関などに保管されていたり、展示されています。地元室蘭での展示が増えるきっかけや、次の世代の皆さんに室蘭の成り立ちが伝わるように、LocalWikiの機能(地図はcc-byなどでの普及)を活用しましょう。小さな情報からでも、一つ一つの遺跡、出土品などのページを起こして行けるといいなともいます。 室蘭市の位置は、九つに分類される縄文文化圏の中でも、石狩低地(石狩平野と勇払平野を含む低地帯)と渡島半島、青森県といった東北北部を含む文化圏に分類される。 近年、青森県世界文化遺産登録推進室がこの文化圏の遺跡群を世界遺産登録目指しているという。

 

室蘭市の埋蔵文化財

室蘭市の埋蔵文化財分布図

 

室蘭市埋蔵文化財分布図複製 CC-BY室蘭市役所

「室蘭遺跡」室蘭市、室蘭市教育委員会、市立室蘭図書館 共編

室蘭の遺跡

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室蘭民報【2007年5月25日(金)朝刊】

室蘭市は続縄文の研究者を学芸員として採用し、室蘭市の小中学校で、「縄文出前講座」を開き、児童生徒に、市内遺跡から出土した石器や土器に触れて学活動を提供している。

 

室蘭民報【2016年4月22日(金)朝刊】
室蘭市教委の学芸員が北海道考古学会の奨励賞を受賞。「豊浦町礼文華貝塚や小幌洞窟など、続縄文文化期の基準資料に今日的な再検討と精密な資料提示を行い学会に貢献した。同時代の道外の様相も視野に入れて今後の研究の方向性を提示し議論をリードしている。さらなる研究が大いに期待される」としている。

 

絵鞆貝塚 毎日新聞 屈葬された人骨出土 縄文後期、イルカの骨や土器片も /北海道
 

続縄文文化について 函館市史に詳しい解説がある