ここでは、三輪神社 について紹介します。
在所:富田町四丁目14-14
【ポイント】
①.祭神
・大己貴命・・・大国主神のこと
・味祖高彦根命
・田心姫命・・・宗像3女神の一人
②.沿革
・元普門寺の鎮守で大和三諸山より勧請と伝わる。
・『摂津名所図会』の祠の棟札に寛永年中(1624~1645)龍渓禅師再興とある。
・明治5年村社に列す。
・明治40年、神饌幣帛料供進社に指定。
・明治41年、天神山の天神社、西富田町の八幡神社を合祀。
【関連写真】
正面鳥居と標柱2022_06_20 金只
正面参道2022_06_20 金只
拝殿2022_06_20 金只
案内板(三輪神社)2022_06_20 金只
恵比寿神社2022_06_20 金只
金毘羅神社2022_06_20 金只
厳島神社2022_06_20 金只
天神社・八幡神社2022_06_20 金只
【補足説明】
①.現地説明版より
三輪神社は、大和国三輪山(奈良県桜井市)の大神神社から大己貴命(オオナムキノミコト)を祭神として勧請し、創建したと伝えられ、また、一説に隣接する普門寺の鎮守社と伝えられている。
神社に残る奉加帳序には、寛永14年(1637)に普門寺中興の祖としても知られる龍渓によって再興され、また棟札には、その後、寛永2年(1749)に社殿が修復されたことが記されている。
三輪神社は、醸造の神様としても知られ、境内には、当寺江戸に酒造りで隆盛を極めた富田にあって信仰を集め、境内には、当寺江戸にまでその名を知られた造り酒屋である紅屋の寄進した鳥居が今に残っている。
神社は、東入りにつくられ、社殿をはじめ絵馬所、末社春日社は、寛政8年(1796)に刊行された『摂津名所絵図』に描かれ、今も往時の姿をとどめ貴重であり、近世富田の中核として歴史的・文化的景観に寄与しているとして平成17年6月に市の有形文化財に指定されている。
平成18年4月 高槻市教育委員会
【参考情報】
高槻市ホームページ:三輪神社
Wikipedia:三輪神社(高槻市)