ここでは、厳島神社 について紹介します。

在所:枚方市尊延寺5丁目9-11 

【ポイント】

①.村の鎮守として平安時代末乃至鎌倉時代の創立。

②.厳島神社は15世紀の室町時代中期に建立された、枚方市内で最も古い建築の一つ。

③.御祭神:武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売命

④.末社:市杵島姫命

⑤.文久3年(1863)に奈良春日大社の旧社殿を移築。

.祭日:10月15日

末社春日神社本殿は、昭和53年(1978)に国の重要文化財に指定

【関連写真】

 厳島神社道標(村道の石灯篭)2014_03_28 金只   厳島神社拝殿2014_03_28 金只   

 
厳島神社本殿への参廊2014_03_28 金只   厳島神社本殿2017_09_15 金只   

【補足説明】

①.インターネット情報(大阪府神社庁第3支部)

 村の鎮守として平安時代末乃至鎌倉時代の創立。市杵島姫命は天照大御神と須佐之男命との誓約(ウケイ)において須佐之男の剣からお生まれになった三女神の第二子。

 「市杵」は「斎き」(身を清浄にして神にお仕えする事)の音便化。別名は「狭依毘売の命」。

 (神霊の依り憑く女性)神功皇后の新羅遠征の際、霊験を顕したとされる。古来厳島信仰とされ、海上守護の神又皇室守護と航海安全及び漁民の豊漁などの信仰をもつ。明治五年村社に列し、大正4年神饌幣帛供進社に指定せらる。               境内は409坪。氏子数150   崇敬者50

 江戸時代の末期に奈良の春日大社より旧社殿を譲りうけた。

 本殿の北側に末社春日神社本殿があります。この末社の建立年代は推定室町中期です。建物は大阪府下でも京都府境に位置するため、大阪南部のものと異なった手法が見られ、地域的特色を持つ中世の遺構として昭和53年に文部省から国の重要文化財に指定されました。但し長い歳月を経て傷みが激しくなったので、文化庁の指導により、総工費7千万円を費やして平成7年1月に修理工事が完成。ここに建立当初の姿に復元され往時を偲ぶ建物の再現を見るに至りました。

 現在境内にある石燈籠の数は多いが、中には享保14年、安政5年のものもある。

 枚方市尊延寺の集落の中、厳島神社は河内33所15番札所来雲寺と1つ道を隔ててある。

 厳島神社と言えば世界遺産に登録された安芸の宮島が有名であり、海の神である市杵島姫命を祭神としているが、この尊延寺にある厳島神社も市杵島姫命を祀っている。

 全国に厳島神社は約500社(総本社は宮島の厳島神社)があるそうだが、その殆んどは海に近いところにあり、この様な山村に何故海の神が祀られているのか不思議な気がする。

 厳島神社は15世紀の室町時代中期に建立された、枚方市内で最も古い建築の一つで、先年、末社春日神社本殿の解体修理時に発掘調査が行われ、遺物等から室町時代の遺構であることが再確認されている。