ここでは、安養寺 について紹介します。
【ポイント】
①.天平年間(729~749)行基の開山、天正8年(1580)に浄土宗に
②.石造路盤:昭和45年大阪府指定文化財、平安・鎌倉時代の作
③.木造宝冠釈迦如来像:平成21年枚方市指定文化財
④.近くに:
・継縄屋敷跡の言伝え(右大臣の別荘)、大臣の妻は百済王敬福の孫
・右隣は、今中風渓の屋敷(野崎小唄の作詞家)
【関連写真】
【補足説明】
①.寺院の概要
・寺院名:宗教法人 淨國山安養寺
・開祖 :行基(天平年間)
・宗派 :浄土宗(真言宗より改宗)
・宗祖 :法然上人
・本山 :総本山 知恩院
②.安養寺石造露盤
・平安~鎌倉時代の作・・・昭和45年(1970)2月20日 府有形文化財に指定
現物展示、案内板にて説明
・露盤:塔の頂部に置いて雨水の浸入を防ぐ建材。上に宝珠を置いて装飾も兼る
③.安養寺木造宝冠釈迦如来坐像・・・平成21年(2009) 枚方市指定文化財に指定
・拝観申込要
④.周辺の紹介(旧跡、言伝え、トピックス)
・継縄屋敷(ケイジョウヤシキ)があったとの言い伝え :右大臣の別荘、小字継縄屋敷の地名
・明信(ミョウシン):藤原継縄の妻・百済王敬福の孫(桓武天皇の寵愛を受く)
・今中楓渓(イマナカフウケイ):『野崎小唄』の作詞家