ここでは、森繁久弥生家 について紹介します。
在所:山之上町 3-41
【ポイント】
①.文化勲章、国民栄誉賞を受賞受章の俳優 枚方名誉市民
②.大正2年枚方生 幼児期を枚方で過ごす
※生家には、現在、全く関係のない人が居住されていて、非公開です。
【関連写真】
【補足説明】
①.森繁久彌の経歴
01).大正2年(1913)5月4日、菅沼達吉を父とし、愛江を母として枚方市で出生。
02).名家の生まれ
・祖父森安泰次郎:徳川家・大目付
・同弟:文人・成島柳北
・父菅沼達吉:二高教授~日銀~大阪市助役~大阪電燈取締役・学者
03).父54才の時(2才時)父死去。
04).大正9年(1920)小学1年7才の時、母方の継ぎ養子となり
05).鳴尾小学校、堂島小学校へ
06).更に良い学校へ入れるため北野中学に近い大阪市の堂島小学校へ転校。
07).大阪府立北野中学校・早稲田第一高等学院をへて早稲田大学商学部に入学。
08).芝居好きが高じて大学2年のとき中退。
09).昭和14(1939)~昭和21年(1946)の間、中国新京にNHKアナウンサーとして赴任。
10).家族と共に帰国後は、演劇活動に従事。
11).喜劇俳優として、映画「社長」「駅前」シリーズなどに主演、また、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」は900回のロングラン公演するほか、「知床旅情」を作詞・作曲・歌唱して大ヒットさせました。
12).昭和59年(1984)文化功労賞を受賞
13).昭和62年(1987)勲二等瑞宝章受賞
14).平成3年(1991)に文化勲章を受章
15).平成21年(2009)11月10日96歳で死去
16).平成21年(2009)国民栄誉賞受賞
17).平成22年2月6日に枚方市民葬実施
②.父達吉は、江戸幕府大目付森泰治郎の長男だが、菅沼家を継ぎました。
③.兄菅沼俊成は、慶応大学で箱根駅伝で優勝し、卒業後共同通信に入社、箱根駅伝に長きにわたり関わり、東京オリンピック招致に尽力されました。
【参考情報】
Wikipedia:森繁久彌