ここでは、正縁寺 について紹介します。

在所:高倉一丁目8-12

【ポイント】

①.宗派:浄土宗

➁.本尊:阿弥陀如来

  霊場:如意輪観世音菩薩

【関連写真】

 山門2023_06_16 金只   山門前の案内板2023_06_16 金只   

 本堂2023_06_16 金只   

 

【補足説明】

①.門前の案内板(正縁寺十三仏板碑)

 ここ浄土宗佛性山楠公院正縁寺境内には、多くの石仏が安置されています。これらは、当寺の東を通る東高野街道すじにあったものが、道の改修等のためにいつの頃からかここに集められるようになったためでしょう。

 境内の東南隅に十三仏板碑があります。十三仏板碑には、初七日の不動明王から三十三回忌の虚空菩薩まで、仏事供養を司る十三の仏が刻まれています。

 碑は高さ90cm、幅は広いところで50cm、基部で48cmあり、舟形の塔身部をもっています。左側には「天正14年2月11日」、右側には「時講人13人 敬白」の銘が刻まれているのが読み取れます。天正14年は、西暦1586年で、市内四ケ寺に5基ある13仏板碑の内、2番目に古いものです。

 また、当寺は、明治初めにつくられた「河内西国33所観音霊場」の第30番札所もなっています。

    寝屋川市

【参考情報】

インターネット:正縁寺十三仏板碑/愛しきものたち