ここでは、片埜神社東門 について紹介します。

在所 枚方市牧野坂2丁目21番15号 
種別 府指定文化財 有形文化財 建造物
指定 昭和47年03月31日
所有 片埜神社

【ポイント】

①.この門は棟門(ムナモン)

②.両側の円柱は、築地に密着して支えている。

③.倒壊の恐れがあるため、のちに四脚門に改造されたが、室町時代の様式を伝承。

【関連写真】

  東門2016_03_23 金只  塀と密着した門2013_05_13 金只

 【補足説明】

①.現地案内板より

 この門は棟門(ムナモン)でした。棟門は平安・鎌倉時代の寺院の総門(ソウモン)や大邸宅の表門に用いられ、「ムナカド」とも呼ばれています。

 左右に円柱を立て、その上に水平に冠木(カブキ)が通り、梁の上にのせた蟇股(カエルマタ)の中ほどまで円柱が延びています。扉は桟唐戸(サンカラト)を用います。控柱(ヒカエバシラ)を用いず築地塀(ツイジベイ)に密着させて門柱をささえるので、地震や台風などで倒れる危険があり現存するものは数少なくなっています。のち改められて小形の四脚門(シキャクモンとなりましたが、室町時代の様式を伝承しており、府内でもこの時代としては数少ない遺構(イコウ)の一つです。

                                                2015年1月 枚方市教育委員会