ここでは、霊松寺 (高槻市)について紹介します。
在所:天神町二丁目4-2
【ポイント】
①.宗派:曽洞宗
➁.本尊:11面観音
③.寺の沿革
・8世紀中頃、行基菩薩が牛飼山地蔵院として開創したと伝わる。
・応永19年(1412)、無月妙応禅師が老松の下から現れた黄金仏を本尊の胎内に納め堂宇を再興し、霊松寺と改めた。
・永禄元年(1558)、正親町天皇の勅願寺となる。
・その後、芥川城主三好長慶らの信仰が厚く、隆盛を極めた。
・天正年間(1573~1593)高山右近による兵火で諸堂宇を焼失。
・江戸時代の寛永・享保年間に本堂、庫裏、鐘楼、山門などを再建。
・平成3年(1991)、現在の堂宇を再建。
④.歴史を伝える墓石
・芥川城主三好義興の自然石の墓石
・高槻城主土岐定義の墓石
・高槻城主入江春正の墓石
【関連写真】
参道口2023_09_23 金只
標柱(正親町院天皇勅願所 霊松時)2023_09_23 金只
山門への階段2023_09_23 金只
山門2023_09_23 金只
山門内葉面の仏像2023_09_23 金只
本堂2023_09_23 金只
鐘楼2023_09_23 金只
暮念観世音菩薩像2023_09_23 金只
【補足説明】
【参考情報】
Wikipedia:霊松寺(高槻市)