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明治16年(1883年)に本庄警察署として建設された、この地方で初めての本格的洋風公共建造物。県指定文化財である。
漆喰塗り大壁造りで、石造りを模した木柱への彫刻、天井の灯火掛け部分のレリーフ、半円窓などモダンな造りとなっており、市民に長く親しまれてきた。
昭和10年(1935年)に警察署としての役割を終えたが、消防団本部、簡易裁判所、区検察庁、公民館、図書館として利用され、現在は歴史民俗資料館となっている。
本庄市のマスコットキャラクター「はにぽん」のモデルとなった盾持人物埴輪や全国で初めて完全な形で出土したガラス小玉鋳型などが展示されている。
田村本陣の門もここに移設されている。
(中山道最大の宿『本庄宿』の再発見 改訂版(2017.11):埼玉県北部地域振興センター本庄事務所)