三栖セは市ノ瀬にあるお店で、一見するとパン屋さんに見えない店構えに入るときちょっとドキドキ。昔は和菓子屋で、初代三栖常八商店としての引き札(昔のチラシ)のコピーが飾ってあります。これも一見。

二代目があだなで「せぃー」と呼ばれていたので「三栖セ」の屋号になり、煎餅や飴も製造していました。三代目からパンの製造もはじまったとか。

 

現在の御主人は四代目で、和菓子の修業をしていたため、ここのアンパン類の味は格別!

甘さが控えめで、上品な和菓子の味わい。とくに「フライパン」という揚げパンは、揚げてあるのに非常にあっさりしていて焼いてあるの?というくらい油も控えめ。中のあんことのバランスも絶妙です。

そのまま食べてもおいしいのですが、トースターでカリッと焼くとまた揚げたてのようになります。

地元の男性に聞くと、一番おすすめとのこと。

レトロなパッケージも魅力があって、白あんパンになぜバラ?と突っ込みどころもあります。

また、「フルーツ」が何とも言えない懐かしさと聞いたので食べてみると・・・・練乳クリームにレーズンや赤いドレンチェリーのトッピング~なるほどでした。

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