小諸市高峯財産区、高峯土地改良区記念碑

 

碑文

記念碑

高峯の陽に茂る山林は古くは小諸藩に属し、明治の維新に際して国有に帰せり。朝夕仰ぎて恵澤に浴せし村民は、その払下げを願うこと宛も父を親うが如し。昭和二十七年漸くにして二千百万円を以て六十余町歩の国有林を大里村に払下げられ、更に廿余町歩の農地改革開墾附帯地の賣渡を受けたり。宿願達成の喜や襞うるに物なし。廿九年同村は、小諸町他四ケ村と合併して市制を施くに当たり、同村は高峯財産区と命名されて旧村の保有となる。この山麓に女堰と称するあり。慈母の如く大地を育みて年を経たり。昭和廿八年之が改修の費を財産区に仰ぎ、時の村長を理事長とし、政府の認可を得て、土地改良区を設立す。着工以来七ケ年千五百万円の巨費を投じて延長四千米に余る水路遂に成る。恩恵又更に無辺ならん。ここに竣工を祝し、二者眺望の佳地に碑を建て由緒を録して記念とす。

 昭和三十五年四月           小諸市高峯財産区 
                    小諸市高峯土地改良区 
                    撰文 与良 清 
                    篆額並書 大森行雄

案内板データベースhttps://ja.monumen.to/spots/7378

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